天使たちの夏──宮島合宿2009








               夜の大鳥居
                
(特別出演:ハーレー譲)



             ※写真はクリックすると拡大します。
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 第十一回
 人間文化研究会

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 2009年8月1・2日 於:宮島杉之浦    

梅雨明け遅き雨降りばかりの夏でしたが、不思議と晴天にめぐまれ、本年も無事に、宮島夏期合宿旅行(人間文化研究大会)を終えることができました。
もう四回目になりますので、趣向を変えて、本年は宮島は杉の浦海岸に会場を変更しました。
瀬戸内海の静かな海辺にはのんびりした時間が流れておりました。









ソクラテスかプラトンか。語り合う二人。お二人の献身的ご尽力で今年も宮島合宿を開催することができました。






  ☆


佐々木さん、金井さんを先頭にイザ出発。しんがりを務めるのは高松さん。











杉之浦神社



【研究大会】於:宮島杉之浦市民センター
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(1)卒論・修論中間発表会
 ○小野未千恵「ヴラマンクと〈秩序への回帰〉」
 ○宇野未紗映「ベンサム功利主義」
 ○廖偉汝
 「臺北ビエンナーレにみる台湾現代芸術の現状と問題」
(2)河本真理先生講演会
 「《新しい天使》アンゲルス・ノーヴスをめぐって」
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誠実で素直なご発表。十分な時間なく、後半部分がスキップされたのが惜しい。でも後期ブラマンクは渋くて佳いね。諸先生方からたくさんの夏休みの宿題をいただきました。



      司会:金井さん。時計係:松本君
明解でさっぱりした語り口は素敵です。でも、快を抑えた行動が招来させる「快」をも、同じく「快」と言ってしまうベンサム哲学の陥穽に填ったのが残念。否定態と対をなす肯定態と、否定態を否定して招来する肯定態とは、論理的にも質的にも次元が異なるからね(⇒ヘーゲル論理学参照)。ホルメー論(ストア哲学)や「生命保持・強化の努力conatus essendi」(スピノザ、ショーペンハウアー)や力への意志〔ニーチェ〕、あるいは自己充足志向性〔現代現象学〕など参照なされば、意外と大化けする論攷かもしれませんね。






廖さんは来日なさってまだ一年半なのに、堂々としたご発表。立派な研究者になられました。













一枚の絵のなかに、この世この生の秘密のすべてが溢れ出てくるようなご講演でした。河本先生、有り難う御座いました。








大島さん

ハーレー君、佐藤さん       鎌田先生

望月さん           安田さん

               壹岐さん


三登さん
岩本さん

友澤君、遠景に高松さん、佐々木さん    井手口さん
   ☆
  ☆☆
   
人間文化をひっぱる佐藤さん、国本君、荒川君。そして桑島、堀江の両先生。今年も元気な笑顔でした。





特別ゲスト[大池先生ご令嬢]

瞳をランランと輝かせて聴いてられました







        今年の世話人、金井さん







いつも若々しい鎌田先生とドレッシーな岩谷先生(足もとと右腕に注目)






心地よい疲労感のあとはホテルへ




【懇親会】宮島シーサイドホテル


美味しかったね




堀江先生は旅から旅への七月でお疲れのところを、いつもの笑顔でご参加下さいました。
鄭さん

 
金さん        三登さん

今夜も愛すべき井手口ワールド全開。ふしぎな人だ。
ハーレー譲君

望月さん              佐藤さん
谷川さん
           中小路さん

黒子役に徹した松本君。深謝

大島さん            岩本さん











  





しっかりものの幹事さん。中村君、お世話になりました。


最後は高橋先生。人間味あふれる温かなお言葉にいつもホッとします。






【花火大会】


高橋先生の宣誓
発表を終えたお三人さん。すっかり童心に「かえ」(って)おられました。

花火の天使たち


火付け大好き危険教師

あらら









☆スイカ割り☆
構えは佳かったが〜

残念!

とどめを刺したのは河本先生

        見事な包丁捌き。桑島先生いつも有り難う





そして翌朝〜






朝の三時過ぎまで飲み明かした豪快な面々。天使というより梁山泊のつわものたちでした。内なのに外、外なのに内なる、この融通無碍な自由空間(無境空間)をこれからも護り育ててまいりましょう。
















さあ、いよいよ夏休みです。
独りになって、悩んで深めて、いのちの息吹浄化して、秋の涼風のなかで再会しましょう。アリヴェデルチ