第七回人間文化研究会 報告

《卒論・修論公開試問会》

卒論と修論の試問会が下記の通り
開催されました。
学生、院生、教員四〇名余り参加し
熱心な発表と質疑応答が続きました。
研究会後は恒例の追い出しコンパ。
美味しかった、愉しかった。


   卒論・修論 公開試問会
   
【日時】 2009年2月13日(金)
     am.10〜pm.17(昼休憩あり)
【会場】 A704(文系共通実習室)
    (総合科学部A棟7階704号室)


【プログラム】
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【卒論の部】
10:00 山手隆三(主査:堀江、副査:町田)
    掃除における意味づけ
10:30 花田祐季(主査:桑島、副査:堀江)
    現代の祭りYOSAKOIと地域への伝播
11:00 古川拓也(主査:古東、副査:青木、高橋)
    純粋持続──ベルクソン研究
11:30 松尾亨祐(主査:堀江、副査:青木)
    おたくの変遷
    
12:00-13:00 昼休み

13:00 細川徹哉(主査:堀江、副査:高橋)
    コミュニケーションにおいて
    「聴く」ことの意味
13:30 板井美奈(主査:堀江、副査:古東、吉村)
    争いとルサンチマン〜近代思想の
     相対化へのアプローチ〜
14:00 高野美智子(主査:村瀬、副査:島谷、青木)
    『シラノ・ド・ベルジュラック』の魅力
    〜「分身」の技法と「こころいき」を中心に〜
14:30 佐藤康壽(主査:島谷、副査:古東、村瀬)
    H・ブロッホ『ウェルギリウスの帰郷』論

15:00〜16:00 休憩(教員:判定会議/教員会)

【修論の部】
16:00   船本菜穂子(主査:桑島、副査:青木、古東、要田)
    17世紀オランダ絵画研究
16:30 ELAHI,MD.(主査:青木、副査:古東、桑島、要田)
   COMPARATIVE RESEARCH BETWEEN BANGLADESH 
    AND JAPAN ABOUT CULTURE OF ARTS
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追いコン
 pm.6:30〜8:30
 会場:てしお
    西条下見6-2-8(ゆめタウン近く)
  ※会費は学生さんは三千円ほど


※「てしお」は、「西条学園」の文字のあたりです



第六回人間文化研究例会 報告


平川大作氏をお迎えし、下記の通り新年最初の
愉しい研究例会を開催いたしました。





【演題】北アイルランドの演劇──
   オーウェン・マカファーティを中心に
    平川大作 氏
   (大手前大学メディア・芸術学部准教授)
【日時】 2009年2月7日(土)
     14時〜17時
【会場】 芸術工房
    (総合科学部A棟7階705室)



平川先生の快活で熱心な講演に聞き惚れました

【平川氏 略歴】
1969年愛知県犬山市生まれ。九州大学文学部卒、大阪大学大学院文学研究科(演劇学)修了。アイルランドのノーベル賞作家S・ベケット研究から出発し、現在は怪獣映画やB級ドラマまで分析する気鋭の研究者・演劇批評家。「ひょうご舞台芸術」「新国立劇場」を中心に、英米の現代演劇の翻訳を数多く手がけている。小田島恒志、鵜山仁らとの共同制作もある。

【オーウェン・マカファーティ(Owen McCafferty)】
アイルランド出身の現代作家。2003年初演の『シーンズ・フロム・ザ・ビッグ・ピクチャー』(Scenes from the Big Picture)は、イギリスの国立劇場コテスローで初演された群像劇。人物が入れ代わり立ち代わり演じる小景の積み重ねによって、一つの都市全体の限られた時間を横断的に、分析的に描く構成になっている。
 詳細は、新国立劇場のサイトを参照下さい。平川氏の文章が掲載されています。http://www.nntt.jac.go.jp/library/library/society_no03.html


写像はいずれもthe Big Pictureの一シーン。


  【※】「崇高美学とアイルランド」科研代表:桑島 秀樹