第六回人間文化研究例会 報告


平川大作氏をお迎えし、下記の通り新年最初の
愉しい研究例会を開催いたしました。





【演題】北アイルランドの演劇──
   オーウェン・マカファーティを中心に
    平川大作 氏
   (大手前大学メディア・芸術学部准教授)
【日時】 2009年2月7日(土)
     14時〜17時
【会場】 芸術工房
    (総合科学部A棟7階705室)



平川先生の快活で熱心な講演に聞き惚れました

【平川氏 略歴】
1969年愛知県犬山市生まれ。九州大学文学部卒、大阪大学大学院文学研究科(演劇学)修了。アイルランドのノーベル賞作家S・ベケット研究から出発し、現在は怪獣映画やB級ドラマまで分析する気鋭の研究者・演劇批評家。「ひょうご舞台芸術」「新国立劇場」を中心に、英米の現代演劇の翻訳を数多く手がけている。小田島恒志、鵜山仁らとの共同制作もある。

【オーウェン・マカファーティ(Owen McCafferty)】
アイルランド出身の現代作家。2003年初演の『シーンズ・フロム・ザ・ビッグ・ピクチャー』(Scenes from the Big Picture)は、イギリスの国立劇場コテスローで初演された群像劇。人物が入れ代わり立ち代わり演じる小景の積み重ねによって、一つの都市全体の限られた時間を横断的に、分析的に描く構成になっている。
 詳細は、新国立劇場のサイトを参照下さい。平川氏の文章が掲載されています。http://www.nntt.jac.go.jp/library/library/society_no03.html


写像はいずれもthe Big Pictureの一シーン。


  【※】「崇高美学とアイルランド」科研代表:桑島 秀樹