2011宮島合宿 発表内容のお知らせ

 皆さま、こんにちは。
 いよいよ今年の宮島合宿、発表者の題目が出揃いました!
以下、発表者のお名前、題目、要旨です。

長野梨江子  
「高校演劇」の特徴とその魅力 
-《七人の部長》から-
 今やひとつの演劇ジャンルとも言える「高校演劇」。例年2800校もの演劇部が上演する作品の中で、扱われる既成作品にはどのようなものがあるのか。上演記録から繰り返し選ばれる作品の特徴を探りその魅力に迫る。


井手口理子  萌え擬人化について
 萌え擬人化とは、人間でないものを美少女キャラとして表現する方法である。様々な“萌え”が溢れている現在、なぜ擬人化が人気を博し、商業利用されるまでに至ったのか。キャラクターを分析するなかで考察していきたい。


井元真弓  死生観研究 -生と死の受容-
 自己意識を有する人間が、自己の死の恐怖をどのように乗り越え、生まれ死んでいくということを受容できるのかを考察する。その際、ジャンケレヴィッチの『死』を手掛かりとし、更に重要な他者との関わりに焦点を当てて検討したい。


劉越  
中日の古典詩歌における美意識の比較研究 
-「月」を中心に-
 「月」を取り上げ、比較論的な手段を用いて「月」を詠む詩歌に含まれる美意識の変遷および変遷の要因を探ることによって、中日両国の古典詩歌における美意識の異同、変遷、およびそれを形成する要因を究明する。


吉田美来  
住宅デザインの変遷と美意識の関係について
 近年わが国の住宅は、様々なライフスタイルに応じた多様な住宅デザインが混在している。本研究では、私たち日本人がどのような時代背景のもと、どのような意識を持ち、住空間との関係を持ってきたのか明らかにしたい。

(※発表順番も上記の通りを予定しておりますが、変更の可能性もあります)

ぜひとも皆さまの活発な質疑応答を通して、
発表会を実り多き場にして参りましょう!