第15回 百美巡礼







絵画と写真の交差
──印象派誕生の軌跡


Berthe Morisot:The Harbor at Lorient

ひろしま美術館で開催されています上記の
展覧会を見学しながら、
下記の通り、恒例の百美巡礼を開催します。

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日 時 : 6月27日(土)
会場  : ひろしま美術館
集合場所: ひろしま美術館玄関前
集合時間: pm.1時50分
講演会 :  2時~3時30分
 「印象派 視覚の革命
  講師  五木田 聡氏(東京富士美術館副館長)
作品観賞:  3時30分~

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入場無料です(学生証持参下さい)。
帰りには皆で歓談の夕べを愉しみましょう。
美学・芸術学専門の青木孝夫先生が引導して
下さいます。
参加ご希望の方は念のために、氏名、学年等記載して
担当の廖偉汝さん宛に連絡をとって戴けたら幸いです。




19世紀のスタジオカメラ

《絵画と写真の交差》展覧会テーマ
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 「見る」ことの意味を問う
1839年、フランスで公式に写真術が公表され、そのおよそ30年の後に印象派が生まれました。写真と印象主義絵画は、光を重要な鍵として19世紀半ばに登場した革命的な視覚表現メディアであったといえるでしょう。同展は、絵画と写真の深いかかわりを実際の作品を通して紹介するものです。ルネサンス期の遠近法にさかのぼり、“見ること”の変遷をたどりつつ、近代の視覚とその展開を、東京富士美術館のコレクションを中心に内外の美術館、コレクターから集められたおよそ230点の絵画、写真、版画、資料を通して検証します。

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周知のとおり常設展も秀逸な美術館です。
ゴッホの有名な絵画をはじめ、印象派のものは
とても充実しています。一緒にご覧下さい。

ドービニーの庭 1890年/ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ


☆ひろしま美術館アクセス略図




展覧会の詳細については下記のサイトにて。
http://www.hiroshima-museum.jp/special_top

春の歓迎会















櫻花が豪奢に散開した後には、眼にも鮮やかな新緑の季節です。

 タラの芽

麗らかな春の日差しのなかで、
素敵な河本真理先生をお迎えすることができました。
また学部プログラムと関連する大学院にも、フレッシュな仲間十名を迎えました(学部生七名、院生三名)
そこで、恒例の春の歓迎会を開催いたしました。







高橋先生のあったかいお言葉


元気な学生たち

河本先生。着任早々、AV機器不調。連日連夜のご尽力、お疲れさま〜


総勢四〇名弱。愉しい一夜でした。



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 日時:4月28日(火) 17:50~

 会費:3000円 

               (常勤の先生方には若干の寒波お願いします)

 会場:旨もんや「てしお」*

     (東広島市西条下見6丁目2-8)

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*【会場地図】


人間文化事務局
学生世話人:中村、岩吉、大島

河本真理先生ご着任



ながらく欠員が続いていた美術史専門の教員や授業でしたが、このたび京都より河本真理先生がご着任になられました。
一昨年度のサントリー学芸賞を受賞なされた俊英なのですが、気さくで大らかでじつに暖かな方です。パリ大学でのご研修のあとは、ずっと京都造形芸術大学比較藝術学研究センター准教授としてご活躍をなさっていたのですが、縁あって私どもの領域・プログラムの仲間となられました。みなさんもこれからいろんなかたちで、河本先生との愉しい想い出ができましょうことを、とても嬉しく思います。


河本真理(こうもと・まり)
東京大学大学院、パリ第一(パンテオン=ソルボンヌ)大学大学院にて美術史を学ぶ。日本学術振興会特別研究員、ルーヴル美術館業務を経て、2006年10月より京都造形芸術大学比較藝術学研究センター准教授。博士(パリ第一大学)。専門は西洋近現代美術史。

【主要著書・論文】
『切断の時代――20世紀におけるコラージュの美学と歴史』(ブリュッケ、2007年、第29回サントリー学芸賞、第24回渋沢・クローデル賞ルイ・ヴィトン ジャパン特別賞)
「クルト・シュヴィッタースのコラージュにおける、書記言語とイメージについての試論」(『美學』第190号、1997年)
« Repentirs de Klee. La fonction autocritique du collage dans les œuvres découpées et re-composées »[クレーの修正――「分割 - 再構成」された作品におけるコラージュの自己批判的機能]Histoire de l' art、第44号、1999年)
L'espace du collage. Le problème de l'unité dans le discontinu[コラージュの空間――不連続なもののなかに見出される統一性の問題](博士論文、パリ第一大学、2005年)


【書評】
讀賣新聞社

【賛】 三浦雅士氏(文芸評論家)

【新聞インタヴュー記事】